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備蓄は精神安定剤!

私が初めて災害に備えようとして行動に出たのは、小学校高学年の時でした。

阪神大震災があり、連日報道される現場の様子。

断たれるライフライン。不足する物資。

子どもながらに、「今自身が起こったらどうしよう」と恐怖と不安を覚えたのです。

そんな私は家庭科で作ったナップザックにできる限り物を詰め、机の下に置いておきました。

たしかトイレットペーパーや生理用品など、なぜか紙製品を詰めていました。

震災のニュースも落ち着き始めたころにはそれも忘れ、そういえばナップザックどうしたんだろう?(たぶん親がいつのまにか片付けたのかしらと今になって思うけれど)そんな感じで記憶も薄れていきました。




 

これが、災害の怖いところですよね。

年月とともに、危機感が薄れてきて「まあ大丈夫だろう」となる。

 

そしてすっかり危機感も無くなったころに東日本大震災が起こり、むやみに買いだめをする人々が目の前にいるのを見て、やはり非常時の蓄えは必要だと痛感したのです。

当時の同僚が

「トイレットペーパーが部屋に積んである、パンを山ほど買ってきた」

と話しているのを聞いて、物資が不足するという不安はここまで人をおかしくするのかと思ったほどです。ほかの人のことは、一切考えられないのです。

やはり日頃から非常時に備えてある、というのは精神的な安定につながります。

 

我が家では、北朝鮮の問題が日々報道されているのを機会に、水と非常食を入れ替えました。

いつ、何があってもおかしくない状況は地震と同じです。できる限り早く、家族が最低3日は食べていけるだけの量を購入しました。

 

長男が通う幼稚園では東日本大震災を機に、災害セットを一人につき一つ購入し、何もなければ年度末に持ち帰り、災害がなかったことを感謝しながら消費する、というシステムを取っています。

前の震災では娘を保育園に迎えに行くのが夜中になってしまったので、このような対策は親としては嬉しいですね。

 

ライフライン断絶時のヒント

実際にライフラインが立たれたことががないと、なにが必要か、どんなことに苦労するのかわかりませんよね。

ここでは私の経験から、ライフラインがない時のヒントを挙げてみます。

電気がない

当たり前ですが、家電はすべて使えません。冷蔵庫はあったまるし、電子レンジでチンできないし、洗濯お風呂も全て動きません。夜になれば真っ暗です。

もう少しどうでもいいことになると、便座は冷たいしテレビはつかない。

私たちの生活がどれだけ電気に頼っているかが身に染みてわかります。

 

●冷蔵庫の冷気をできるだけ長く保つため、むやみに開けない。

そのためには日頃から冷蔵庫の中身を把握して整理しておく必要がある。

●日が沈む前には行動し終える。夜は真っ暗です。

●ヒーターは使えないので、1番狭い部屋で家族で過ごす。クーラーも使えないので、日頃から冷凍庫に保冷材や凍らせたペットボトルを入れておく。

●携帯は常に充電しておく癖をつける。充電パックを家族分購入しておく。
絶対充電できる太陽光がお勧め。

 

ガスがない

今時オール電化の家庭も多いのであまり苦労しないかもしれませんが、「火」を使っている家庭は戸惑いますよね。

調理ができない、ガス乾燥機が使えない、お風呂が沸かない、くらいですが、大体が電機とセットの家電なので停電した時点でかなりのことはあきらめないといけません。

私が新築するときにオール電化を避けたのは、停電時のリスクを分散したかったから。

コンロだけでも使えれば、かなり違います。

そのコンロすら使えないとなるとやはり、ガスコンロとボンベの備蓄は必須ですよね。

 

水がない

一番命に直結する問題は、水ではないでしょうか。

人間の体の60~65%は水分です。飲み水がなくなると、脱水症状を起こし死に直結します。

質の良い飲み水と、生活に必要な備蓄水で分けておく方が賢明です。

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備蓄水

 

赤ちゃんのいる家庭は、粉ミルクを溶かせるくらいに水を温める加熱パックは必須。

●トイレが流れないので、携帯トイレは必須

●ふろ水はできるだけ入浴剤を入れずに、次の入浴まで溜めておく

(北朝鮮の動向次第ですよね。普段は洗濯に使ったり、すぐに風呂釜を洗いたいということもありますしね)

 

交通機関、通信問題

万が一の時にはあまり動き回らない方が良いとは思いますが、その場所があまりにも危険な時には移動は必須です。

東日本大震災で、原発事故による危険をいち早く察知した人は遠くへと非難したことでしょう。

日頃から、車のガソリンは半分を切らないようにしておきたいものです。(私が最後の目盛りまで乗り回すタイプなので反省…)

家族や知り合いの安否を確認したくて、回線は常にパンク状態、なかなかつながらなかったのは記憶に新しいです。

そんな時に備えて、家族でGPSを持ったり、安否確認サービスに入っていてもよいかもしれません。

 

以上を踏まえて最低限の準備はご家庭で行いましょう。

物資が豊富なうちに揃えておくのは、家族のためです。



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