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アメリカのパリ協定離脱。

トランプ氏は、「アメリカ国民の利益を最優先させる」として、公約通りの動きを見せました。

側近のトランプの娘である超美人のイヴァンカ・トランプ補佐官はじめアメリカの主要官僚たちが残留を求めたものの、それをはねのけての強行。

同盟国も遺憾の意を示すなど、世界各国が揺れています。



あ~あ、やってもうたか。という感じ。

その昔アメリカに住んでいるときにひしひしと感じていたのは、アメリカ人の環境への関心のなさとそれに対する欧米人からの嫌悪感でした

アメリカのごみは、でっかい袋になんでもぶち込んで、それをでっかいゴミ収集車がぐちゃぐちゃに潰して持っていきます。

可燃ごみもプラスチックもペットボトルも瓶も缶も、粗大ごみやカーペットだってぜーんぶ一緒にガガガーって。

一番驚いたのは、壊れた自転車を出しておいたら、そのままごみ収集車に投げ入れ、グシャット潰して家庭ごみと一緒に持って行った時でした。

スウェーデン人やドイツ人が、自国のごみ処理がどんなに細かくて、環境に配慮されているか、その方法について詳しく話しているときにアメリカ人が放った言葉。

「we are lucky!」

開いた口がふさがらなかったです。

つまり、ごみ分別しなくて面倒がなくてラッキーってことでしょう。

いち留学生が、田舎町でこの欧米人の(私もだけど)アメリカに対する嫌悪感をはっきりと感じていたのだから、これは世界規模の感情で間違いなさそうです。

だから、こんかいのパリ協定の離脱も、米国内ではなんとなく肯定する人が多いんじゃないかという。アメリカ人は「今が良ければそれで良い」と考える人が多いですから。

なんて言ってもアメリカの温暖化ガス排出量は、世界の15パーセント分。

そんなに出しているのに、政府として温暖化ガスのことは考えないってどういうことなんだ・・・

オバマ氏も、

「たとえ米国が指導力を発揮しなくても、たとえ現政権が未来を拒否する一握りの国に加わるとしても、わが国の州や市、企業がさらに力を入れて道を切り開き、1つしかないこの惑星を未来の世代のために守っていくと確信している」

と声明を出すほどに暴走しているトランプ氏。

環境問題を考えないのは、「未来を拒否する」って、なかなか的をていると思います。

子どもたち、孫たち世代にどんな地球を残していくかは、まさに私たちにかかっているのに・・・

そもそもパリ協定って?

簡単に言うと、気候変動の脅威に対する世界全体での対応の強化について協力しましょう、というものです。

192ヶ国と欧州連合(EU)は、本協定を締結していて、参加していない国はシリア、ニカラグア、アメリカのみとなりました。

それだけ地球規模で環境対策を行っていこうとして2015年に結ばれたばかりなのに、アメリカが2017年6月1日に離脱を発表。

産業革命前からの世界の平均気温上昇を「2度未満」に抑える。さらに、平均気温上昇「1.5度未満」を目指すというのを目標に、

低炭素社会オフセットニュートラル

省エネルギー

再生可能エネルギーの利用

環境税

吸収源活動

排出取引

クリーン開発メカニズム

共同実施

二酸化炭素貯留

温暖化関連政策

温暖化防止活動その他

(詳しくはリンクをクリック wikipediaより)

などを対策としてあげてきました。

で、トランプ氏はこれをやめると。えぇっ。

各企業のCEOは、「これからは政府の政策に頼らず企業が自身で取り組んでいかなければならない」と話しています。

世界を引っ張っていると思っていた大国が、世界の足を引っ張ることになるとは。。。

トランプ氏の政策と支持者に注意

そもそも「アメリカ人のための」国家を作るといって当選したトランプ氏。

メキシコとの国境に壁を作るなど過激な発言も目立ちます。

そのトランプ氏を支持している人々の中には、極端な考えを持つ白人主義の人たちも多いです。

(そもそも、移民が優秀だからどんどん表に出てきているだけなのに、それが嫌なら真面目に働いたらいいのに。安い労働力に頼っているのは自分たちなのに、というのは置いておいて)

駐在している友達や、グリーンカードを持っている友達の中には、トランプ氏の出方によっては帰国すると言っています。

確かに差別に拍車がかかっていますしね。
アメリカ人、良い人はとてもフレンドリーで良い人なんで、住みやすい場所もあるのですが。
特に子育てには寛容だし。

トランプ氏の政策に、そのうち鋭いブーメランが帰ってくるのではないでしょうか。