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ニュースで取り上げられているのは主に福島に住む人々の健康状態です。

甲状腺癌、白血病、鼻血、倦怠感など、中には放射線の影響とは関係あるのかないのかわからないものまで、一緒くたに報道されています。

確かに、震災による想像できないほどの心のダメージや、先が見えない長引く避難生活の中で心身を病み、亡くなっていく方は多いです。

しかし、原発周辺で人がなくなると、放射線と関係あっても無くても

 

「原発関連死」

 

として報道するので、さらに住民の不安を煽ります。

この言葉を検索してみると、自治体などが行った調査による関連死の人数が出てきますが、同時にきちんと説明もされています。

 

建物の倒壊や火災、津波など地震による直接的な被害ではなく、その後の避難生活での体調悪化や過労など間接的な原因で死亡すること

(コトバンクから引用)

 

ですが、ニュースの報道だけではそんなことはニュースのたびに詳しく説明しないので

 

「すべて放射線の影響では。汚染が深刻なのでは。」

 

と慄く人たちが出てきてしまいます。

言葉だけ聞けばそうですよね。私もその一人でした。

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近日では、浪江町の馬場町長が早稲田大学で行った復興シンポジウム。

 

馬場町長は「町の現状と今後の展望」と題して講演。震災関連死が約350人に上っていることを説明し、「一番気になる問題だ」と訴えた。

(福島民報より引用)

と報道されており、原発から近い町の現状に触れるとますます危機感を感じます。

 

しかし自治体は、鬱や寿命、持病などの「放射線以外の問題」で死亡した人たちも、上にある通り「その後の避難生活」で亡くなった人たちを一斉にカウントしますから、なかなか真実がわからないのです。

個人の問題で亡くなったのか、原発から漏れ出している放射線で被ばくしたのか・・・

 

 

さらにネットのうわさで拡散されているのは、

「東京で活躍する芸能人が次々に倒れる、亡くなっている」

というもの。

ここのネット民の常識では、「東京の放射能汚染はひどく、東京には住めない」というもの。

全然関係なさそうな芸能人の方たちの名前までが並び、あたかも放射線被害が深刻であるかのように見えます。

でも、よく考えてみましょう。

 

東京で放射線被害が深刻であるとして、震災後に体調を崩して亡くなった人を原発関連死とするならば。

私の両祖母も原発関連死ということになります。

でも実際は違います。

 

本当に、名前が並んでいる芸能人たちが被ばくによる死亡であるならば、今住んでいる私たちも通勤しているサラリーマンもみんな無事ではないはずです。

もう日本だけではなく、大きな実験や事故があった国に赴任している人々もみんな無事ではないはずです。

各国の放射線事情 ヨーロッパ編

世界の放射線事情 カナダ編

各国の放射線事情 アメリカ編

震災から6年たった今、じわじわと影響が出始めるころかもしれません。

自治体が公表している放射線数値が信用できない??

政府の話が隠蔽だらけだ?

そう思うのであればネットやニュースに転がされずに自分で調べていくべきなんだと思います。

簡単な測定器を持ち歩こう

1度きりの人生を、顔も見えない他人から不安を煽られるがままに行動して、周りまで巻き込みますか?

楽しく生きたい、そうであれば自分で考えて行動しましょう。




東日本大震災だけでなく、阪神淡路大震災や熊本地震でも、ストレスによる体調不良などで亡くなった人は多いのではないでしょうか。
反原発をきっかけに、「原発関連死」という言葉が生まれて、こちらの本来の「震災関連死」が軽視されつつあります。

エコノミー症候群で亡くなった人がクローズアップされたのは、阪神大震災で車中泊を繰り返した人たりが多かったからです。
お年寄りや体の強くない人は原発に関係なく「震災」が原因となった避難で命を落としています。

それを「震災関連死」→「原発関連死」とすり替わりつつあるような気がします。

反原発には賛成ですが、一部の反原発の人々のそのやり方には少し不満です。