Pocket

ごく最近ではないでしょうか。しきりにPM2.5という言葉がニュースで出回っていますよね。

PMが何なのか、2.5が何の数字かわからないけれど、体に悪い化学物質だろうということくらいは皆さん分かっているはず。

そこで、今回はPM2.5の正体と、その影響について調べてみました。




 

PM2.5とは

まず、PMとは日本語に充てると「微小粒子状物質」というものを差します。

2.5とは、その大きさが2.5μm以下のものということです。

つまり、PM2.5は「PM2.5」という物質ではなくて、さまざまな細かい物質をまとめてそう呼んでいることになります。

石炭や石油、木材の燃焼、原材料の高熱処理、製鉄などの金属の精錬などで発生します。

よって、急激に発展を遂げている国で主に発生します。

まさに中国はぐんぐんと成長ですから、大都会を中心に大気汚染が進み、それらが日本まで流れてきます。

昔の高度成長期の日本の大気汚染も、まさに同じでした。

世界各国で、主に工業地帯で問題になっています。

 

PM2.5の中でもディーゼルエンジンによる排ガスは健康に大きな被害をもたらします。

PM2.5に含まれる物質として、硫酸イオン、有機炭素、アンモニア、硝酸イオンなどです。

私たちが普段PM2.5と言っているものは、これらの総称だったんですね。

 

PM2.5のもたらす健康被害

世界のPM2.5事情

 

ちょっと昔の2014年のロイター通信を引用させていただきますと、

世界保健機関(WHO)は25日、大気汚染が原因の死者が2012年には推計約700万人だったとする報告書を発表した。大気汚染は世界にとって、引き続き唯一最大の環境健康リスクだとしている。

今回発表された数字は、以前の推計からは倍増となる。報告書でWHOは、2012年に世界では8人に1人が大気汚染に関連して死亡したと指摘。大気汚染の低減が進めば、将来的に数百万人の命が助かる可能性があるとした。

WHOのネイラ公衆衛生・環境局長は、「大気汚染によるリスクは、特に心臓疾患や発作については以前考えられていたよりはるかに深刻」とし、「われわれが呼吸する空気を浄化するため、(各国の)連携した取り組みが必要」との考えを示した。

と書かれています。

下は、COMMONS wikimedia から引用した地図です。

Deaths from air pollution ( 大気汚染による死)といタイトルで、色別になって一目でわかるようになっています。

少し見づらいですが、色は人工100万人に対しての死亡数。

茶色が一番死亡率が高く、次いで赤、オレンジ、黄色となっています。

日本は赤。お隣中国、ロシアも赤。

北米や中東もオレンジと、日本人が多く暮らす国が大気汚染が進んでいることは非常に心配です。

 

なのにアメリカはパリ協定から離脱しましたね・・・

米のパリ協定離脱、トランプの公約通り。友達はアメリカ駐在帯同やめるってさ・・・駐妻さんはどうする?

アメリカの大気汚染による死者数ランキングは4位です。5万人越え。

いいんですか、トランプさん。このままアメリカが利益優先で環境問題を無視していくと、もっと大気汚染に関連した死者数は増えますけど・・・

 

ちなみに、世界から見た日本の大気汚染による死者数ランキングは11位。

(世界ランキング より引用)

交通事故の死者数の約3~4倍。死亡率は世界でトップレベル。かなり深刻です。

 

死亡者数に関しては中国とインドが大半を占めています。

大気汚染のひどい国へ駐在している方やそのご家族はぜひとも健康のリスクを考え、対策したうえでの滞在をしてください

都市部の方、工業地帯の方、原発が近い方・・・

リサーチ必須です!

関連記事↓

原発があるともうアウト?駐在妻必見!各国の放射線事情 アメリカ編

他地域編集中

アメリカ滞在中、インドのムンバイが故郷だという隣人から、空気がものすごく汚いと聞いていました。

ささっと指でフェンスを触るだけで真っ黒になるんだそうです。鼻の穴も、黒くなるからいつも掃除すると言っていました。

とにかく「terrible」を連発。そんなところへは子どもを連れてはいけませんよね・・・

 

どんな症状が現れるのか

大気汚染は主に呼吸によって体内に入ります。

細かい粒子の汚染物質によって、肺まで到達し肺がんになり死亡するケースを主として、気管支炎や呼吸器系疾患を引き起こすことは容易に想像できると思います。

アスベストと同じレベルの発癌性物質をも含んでいるのです。

近年では、血が固まる働きを促す物質がPM2.5に含まれていることがわかり、血流の乗って運ばれた有害物質が心疾患を抱える人にとって非常に脅威であることがわかりました

また、心筋梗塞などの発症もPM2.5が原因の一つであるとされています。

 

体内だけでなく、目や鼻、皮膚などにもアレルギー症状を引き起こします。

敏感肌の人やアレルギー体質の方は、PM2.5を避けた方が良いでしょう。

肌や粘膜につくことで肌荒れ・じんましん・目ヤニ・鼻水などの症状が現れます。

アレルギー症状については、PM2.5だけではなく黄砂の影響もありますし、どちらのせいだと区別をつけるのは難しいでしょう。

黄砂についての記事はこちら↓

黄砂の季節と健康被害、影響とは?そして対策を!はるばる中国からくるよ~

 

PM2.5の対策

私たちの生命活動に必ず必要な「呼吸」。

呼吸するたびに、大気汚染物質が吸い込まれているとしたら。

確実に病気になるでしょう。

実際、PM2.5のような超細かい粒子は、肺の奥や気道に沈着していきます。

低年齢の子どもほど、沈着しやすいことが調査で分かっています。

子どもは、体が小さい割にたくさん呼吸をしていて、体重あたりの空気の出入りが大きいからなんです。

 

日本で大気汚染がひどい地域は非常にわかりやすく、都市部の排ガスや工業地帯の煙などは非常に害が大きいです。

さらに日本海側は、中国から気流に乗ってやってくる汚染空気によって、都市部でなくともその影響を深刻にします。

屋外で遊ぶことをためらってしまうかもしれませんが、子どもにとっては外に出ないことより、外で遊ぶことで得られるものの方が大きいですよね。

上手に長袖・帽子・マスクなどを利用して付き合っていきましょう。
その分、屋内では空気清浄機、細かい粒子も吸い取る掃除機を駆使して、安心の空間を保つことが大切です!

中国・インド・アメリカに駐在の皆様には、ぜひこれらを日本で買い揃えていってほしい!!

都市部にお住まいの方も、ぜひ一刻も早くお部屋に装備したい!!

後回しにした時間の分だけPM2.5を吸い込んでいます。
PM2.5を取り込んでしまうトータルの時間をどれだけ短くできるかがキーです。
思い立ったすぐに対策を始めれば、「・・・遅かった」という事にはならないでしょう。
毎年2万5千人超という、大気汚染による死亡者数の中に自分が入らないようにするには、今の決断力が左右するのではないでしょうか。
交通事故とは違い、「今すぐ」具合が悪くなるわけではないからこそ、対策していたか、していなかったかの差は開くばかりです。

親として、できることを「今」すぐしてやりたいと、私は思います。

空気清浄機はシャープのプラズマクラスターにする?パナソニックのナノイーにする?それともダイキンがお好き?

PM2.5対応マスク