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毎日暑いですね。5月だというのに、連日内陸は30度超え。

そのたびに「光化学スモッグ警報」のお知らせをする市内放送が聞こえてきます。

私の住む地域では大体2時くらいに発令され、夕方6時以降に解除されていますね。

先週はたくさんの小学校が運動会のさなか、光化学スモッグ警報が出されて学校の対応がバタバタしていたところもあり、大変だったようです。

暑かったですもんね。風もなく過酷でした。

そもそも私が子供のころからよくある(30年前??)光化学スモッグ、いったい何なのか調べてみました。




 

 

光化学スモッグとは

光化学オキシダントを主成分とするスモッグ。健康に影響を及ぼすことがある大気汚染の一種。工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物炭化水素が、日光に含まれる紫外線により光化学反応を起こして変質しオゾンなどが発生する。

wikipediaより引用

都市部や工業地帯ではよく煙が出ます。工場や車から出る汚染物質がその一部です。

その煙が、光(紫外線)に当たると有害な物質となり、空気中に溜まり、スモッグ(煙)となって漂っていますよ、気を付けてくださいね、というのが光化学スモッグ注意報・警報です。

 

(Los Angeles skyline sunset view from Mulholland Drive with heavy smog in the air over Los Angeles California USA)

いわゆる大気汚染の一種だったんですね。

一昔前の高度成長期には、かなり大気汚染がひどかった日本。敗戦から立ち上がろうと、ものすごい勢いで復興・発展を遂げる裏で、ものすごい勢いで汚染物質をまき散らしていました。

ちょうど、現在の中国のような感じです。

そんな背景もあり、日本の光化学スモッグのピークはこの時期の1970年代。

現在は昔よりは良くなっているようです。

しかし中国が昔の日本のような勢いを見せている今、流れてくる汚染空気によりまだまだひどい光化学スモッグに悩まされている地域もあります。

光化学スモッグが発生しやすい条件とは

●だいたい4月から10月にかけて観測されます。

●昼間、特に日差しの強い時間帯に発生します。

●紫外線による変質なので、晴れ、または日差しの強い曇りの日。

●気温が高い日、特に25度以上。

●風の弱い日。光化学スモッグが流れていかないような弱風。

 

まさに、最近の気候です。5月でも7月中旬並みの暑さと言われてきた2017年は、まさに毎日のように光化学スモッグ警報が出されています。

 

光化学スモッグによる影響は?

もうすぐ、市内の小学校では陸上大会が行われます。

もし光化学スモッグ警報が出された場合、このような屋外での活動は自粛しなくてはなりません。もちろん自治体の判断にもよるのでしょうし、スケジュール的なものも絡んできます。

先ほど述べた先週の運動会では、途中から延期にした学校もあるとかで、続行しても延期してもクレームが来そうな難しい問題です。

ではなぜこんなに神経質になるのかというと、こんな影響があるからです。

<目の異変>

●目がチカチカする。

●涙が出てくる。

●目に何か入ったような異物感がある。

●目が痛い。

<呼吸器の異変>

●のどが痛くなる。

●咳が出る。

●ひどいと、呼吸が苦しくなる。

<その他の重い症状>

●嘔吐、吐き気

●意識がぼーっとする、意識がなくなる

●手足がしびれてくる

 

昭和45年には、東京杉並区の高校で運動中の女子生徒43人が目のチカチカ、涙、のどの痛み、せき、呼吸困難を訴えて、倒れてしまった生徒もいたという被害が出ています。

これ以降も各地で光化学スモッグが原因と思われる症状が相次いだため、すぐに対策が取られるようになりました。

実際に被害が出てからでは遅いので、途中で中止になった運動会も、「みんな元気ならそれでいいじゃない」と寛容に受け止める必要がありそうです。

「ほかの学校は運動会を続行した、誰も具合悪くならなかった」

というのは結果論。アレルギー体質やぜんそくのお子さんには過酷だと思われます。

なんでこんなことを言うかというと、この長谷川豊さんのブログを読んだから。

この方はいろんなご自身の考え方を批判を恐れずに積極的に発信しているので、私自身の考えもまとめやすくよく読ませていただいています。

長谷川 豊 氏のブログ 本気論本音論

私もいたって健康な児童でしたから、この記事で言いたいことはとてもよくわかります。

でも、ひどいぜんそくのお子さんを知っているので、その親御さんの気持ちになると素直に自分の体験だけで物は判断できません。

難しいです、光化学スモッグ。

 

光化学スモッグの対策は?

警報が発令されると、市内放送が流れます。

そこでは「屋外での活動は自粛してください」と放送されています。

上に書いたような症状が出ないとも限らないので、小さい子は特に早く屋内へ入る必要があります。

外遊び、外での部活、野外授業などは積極的に控えます。

屋内では風向きによって窓を閉めます。

衣類の表面に、花粉のように粒子が残るものではないので、洗濯物は急いで取り込まず干しっぱなしでよさそうです。

しかしどうしても気になるのであれば、光化学スモッグが出てくるお昼前に乾くように朝のお洗濯をしてみてはいかがでしょうか。

もしくは、乾燥機を使いましょう。

黄砂やPM2.5も気になりますから、現代に乾燥機はマストアイテムかもしれません。

 

 

 

世界的にみると、光化学スモッグは落ち着いてきたと思われる日本。

しかし昔の日本のように、ガンガン成長している国がお隣にある限りは、大気汚染に悩まされるのかもしれません。

仕方ないので、自分たちでしっかり対策しましょう。

市内放送を聞き逃して注意報警報が出ているかどうかわからない、という方は自治体のホームページを見てみましょう。

こんな感じで各自治体が出していますので、チェック!

愛知県 光化学スモッグ発令状況

東京 光化学スモッグ発令状況

鳥取県 光化学オキシダント注意報の発令状況