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こんにちは。

猛暑日が続き、嫌な虫たちも増えてきましたね。

そこらじゅうを刺してくる蚊や、手当たり次第に湧いてくるコバエ、わざわざ家の中に住み着いてくるゴキブリなど、虫に悩まされる季節でもあります。

この季節、虫よけはどこのご家庭でも使っているものだと思いますが、赤ちゃんやペットのいるご家庭ではその成分に疑問が出てくる頃ではないでしょうか。

今は蚊にくわれないような便利なスプレーや、シュッとひと吹きするだけでお部屋からかがいなくなるスプレーなど、便利なグッズがたくさんありますよね。

その一方で、何時間も持続するような殺虫剤を室内に撒いておいて大丈夫なのか、むせ返るような蚊よけの薬剤を肌に撒いて大丈夫なのか、少しづつ心配になってきますよね。

そこで、今日は

 ディート

 イカリジン

を主成分とする蚊よけスプレーについて、それぞれ見てみたいと思います。

CMで「ディート不使用」って宣伝しているけど・・・なんか危険な薬剤だったの?

最近では、蚊よけスプレーのCMで

「ディート不使用」

と堂々と放送しているのを見ました。あれだけではわからなくても、「不使用」と宣伝するからにはなにかしら悪いものなのかしら・・・と興味を持つ人や心配する人が多く出てくると思います。

まずは、「ディート」を始めて聞くという人も多いと思いますので、ディートとは何かを見てみましょう。

ディートって何?

【ディートとは】

一般的に虫よけスプレーに配合されている化学薬品。

吸血系の虫の感知能力を鈍らせて、吸血行動を阻止する働きがあり、人に対する安全性が高いため有効成分として長年使われてきました。

簡単に言うと、「蚊が血を吸うところがわからなくなるようにする」といった感じですね。

今までに副作用の報告もなく、世界的に使用されている薬剤とされています。

ディート12%以下の製品は6か月以降の赤ちゃんにも使えるため、表示をよく見て購入しましょう。

ただし、2歳未満は1日1回、小学生以下は1~3回と、使用して良い回数がしっかり決まっています。

また、30パーセント以上の製品は12歳以上からが標準となっています。

✔ 蚊に食われると腫れてしまう、

✔ 掻きむしってとびひになってしまう、

✔ くわれるとアレルギー反応で真っ赤になり、数日かゆい

という深刻な悩みを持つ人には適しているといえますが、使用上の注意は守りましょう。

つまり、CMの言葉の裏を返すようですが「ディート不使用」ってことは、6か月未満の赤ちゃんにも使えるっていうことなんですよね。

6か月を超えれば、1日1回でもディートが使えます。小さいうちは、お母さんが手に取って薄く塗ってあげれば安心ですね。

ディートに危険性はないの?

ただし、ディートといえども化学薬品。

実は従来医薬品は12%、医薬部外品では10%以下の濃度配合と決まっていますが、厚生労働省は30パーセントまで濃度を高めた製品の製造販売の申請があった場合は早期審査の対象にすると通知し、高濃度の虫よけ流通を促しています。(イカリジンも同様)

長時間の虫よけ効果が期待できるものの、濃度が30%の製品は12歳以上からの使用となっているので使用は慎重にしたいものです。

ちなみに、国内で30%のものはアース製薬の「サラテクト RICHRICH30」。

 

昨今のブラジルでの「ジカ熱」騒動ではオリンピック観戦で日本に持ち込まれる可能性が怖かったですよね。

さらに日本国内ではデング熱も流行。

こうした蚊による怖い感染症を背景にして、早々に少し高い濃度のディートが必要だったのかもしれません。

ちなみに、海外では30パーセント以上の濃度は余裕で、国によってはディート80%というものもザラ。しかしこれは車のシートを溶かす可能性のあるレベル。

それを聞くとちょっと怖くなってしまうかもしれませんね。

使用量をきちんと守れば、日本の商品のディート濃度では健康被害は報告されていません。

ただし、海外の高濃度のディートを長時間使っていると、神経障害や皮膚炎症の恐れがあるといわれてきました。

日本のディート濃度では、まず心配は要らなさそうですが、赤ちゃんの使用にはくれぐれも気を付けたいものです。

カナダでは規制されている?

「カナダでディートが規制された」と言われると、「日本は遅れている!」とか思うかもしれませんが、それは間違い。

カナダで規制されたのは、日本でディートの虫よけの箱にかかれているようなことに並んできただけ。

具体的には、

✔ 30%以上の発売を禁止

✔ 6が月未満の赤ちゃんには使えない

✔ 2歳以下は1日1回

✔ 12歳以下は10%未満で1日3回程度

という事で、日本の安全基準に準じた、という感じですね。

海外では30%からの高濃度ディートが販売されていることが普通なので、「副作用があった」「規制された」とだけ聞きかじって怖がるのは、意味がなさそうです。

逆に蚊は色んな病気を運んでいますから、ディートを避けて蚊にくわれて他の病気になっては本末転倒ですね。

そもそもディートはジャングルのダニや蚊から感染するマラリア・デング熱・ツツガムシ病などから身を守るために開発されたもの。

日本でも、日本脳炎などの病気は蚊から感染しています。

予防接種をきちんと受けて、蚊に食われない対策をしていれば防げるものですが、世界ではなんと年間2万人もの人が亡くなっている怖い病気。

日本では1960年代には年間1000人の発症が、2013年には9人のみと、予防接種が誰でも受けられることや、虫よけの開発によって激減しているのが現状です。

言葉に惑わされると、「欧米は進んでいる」といった感情が先走ってしまいがちですが、そこは冷静になって考えておきたいところですね。

(そのための情報ブログですのでたくさん読んでください~☆)

何事もほどほどに、いちばん快適な状態で使えるといいですね。

吸い込みの可能性は?

国民生活センターでは濃度がきちんと表示されていない製品もあるとして、企業に改善を求めています。

先にも書きましたが、表示がしっかりなされているかどうかは大切ですので濃度と使用上の注意がきちんと書かれているものを選びましょう。

ちなみに、

「エアゾールタイプは付着率が悪く、吸い込みの可能性がある」

とのことなので、気になったらエアゾールタイプは避ければ良さそうです。

急に出てきたイカリジンって何?

 

虫よけスプレーで、ほんの2,3年前に急に出てきた「イカリジン」。ディートと違って、小さい赤ちゃんにも使えるという事が特徴的のよう。

いろんなブランドからこぞって出している「イカリジン」。

ではイカリジンって、いったい何なのでしょう?

イカリジンとは

【イカリジンとは】

1980年代にドイツで開発された成分。

人間から出る二酸化炭素や温度を感知できないように麻痺させる働きがあります。

「ディートと同様、またはディートより優れている」とされています。

皮膚刺激も副作用もなく、使用回数に上限がないのがディートより優れていると言われている点です。

世界では50か国以上で使用されています。

2015年に5パーセント濃度のイカリジン製品が日本で承認され、2016年には15%の製品が出されています。

ディートは吸血昆虫全般に効く一方で、イカリジンはダニ・ノミ・トコジラミなどには効かないところがデメリットです。

✔ 使用回数を気にせず使いたい

✔ 家族で蚊に食われない対策がしたい

✔ 赤ちゃんに使いたい

といった人には、ディートよりイカリジンの方が優れているといえます。

海外では、これまた高濃度のものが販売されています。

しかし高濃度ディートと違って、高濃度イカリジンは今までに重篤な副作用が報告されていないのが特徴。

まさにディートに不安を抱くお母さんたちにとっては、救いの手となるでしょう。

海外旅行にイカリジンは向かない?

こうやって見てみると、「イカリジンでいいじゃん!」と思うかもしれませんが、実は海外旅行向きなのはディート。

怖い感染症は、蚊からだけではないのもありますが、海外のホテルは「bedbag」といってトコジラミがいることがかなり多くあります。

東南アジアでしょ?

と思うことなかれ。アメリカのホテルにだって、普通にいるんです。

イカリジンは残念ながらトコジラミには効果を発揮しませんので、ホテルの害虫対策にはディート製品が強い味方となりますね。

 

それでもディートやイカリジンは心配!何とかならないの??

これだけ日本の製品は特に安全とは言えども、薬剤を使い続けることで蓄積したり、口に入ってしまったりするのは良くないのでは?と思うのは自然なこと。

しかも、新成分のイカリジンのスプレーは「辛い!!」と叫ぶほど薬剤のにおいがするし、物凄くむせます。

「これは使いにくい・・・ディートの方がマシ・・・」なんて思うこともありました。

これが「赤ちゃんに使える」といわれても、ハッキリ言って「?」です。

そんな薬剤の使用に不安を抱えている人におススメの、ハーブを使った虫よけスプレーをご紹介します。

虫よけにどんなハーブが有効?

ディートやイカリジンは、虫そのものの吸血能力を混乱させることでくわれるのを防ぎますが、ハーブはあくまでも

「虫が嫌いな香り成分」を身にまとうことで虫を寄せ付けないことが目的です。

虫の感覚自体を狂わせる薬剤よりもかなり効果は弱いですが、安全性は確かだし、なにより赤ちゃんにもいくらでも使えるというところが魅力的。

加えて香りもいいので、暑い夏をリフレッシュしてくれます。

虫(蚊)よけの効果があるハーブ、つまり虫が嫌うハーブは

✔シトロネラ

✔レモングラス

✔レモンユーカリ

✔ゼラニウム

✔ラベンダー

となります。

主にシトロネラは、昔から衣類の防虫剤や虫よけリングにも練りこまれ知っている人が多いかと思います。

嗅いだ瞬間に、「これは虫よけのニオイ!」なんて思う人もいるのではないでしょうか。

ユーカリには何種類かありますが、虫よけに有効なのはこの「レモンユーカリ」ですのでお間違いなく。

手作りするなら、これらの精油を1滴ずつ、30ml程度の水に混ぜればOK。とっても簡単です。

ただし、100円均一に売っているようなアロマオイルでは効果はありません。

虫は、その植物に含まれる成分に反応しているので、香料と油分だけで作られた見せかけのアロマオイルでは何の効果も無いのです。

ハーブの虫よけはどこで買えるの?

ハーブを主成分とした虫よけスプレーは、たくさん販売されていますが、主に通販や生協となっています。

 コープデリ アウトドアボディスプレー(パーフェクトポーション)

アウトドアスプレーとして、コープデリが取り扱っているのがアウトドアスプレー。

生協で扱っているので、一番購入しやすいと思います。

全成分:エタノール(植物由来)、水、コウスイガヤ油、セイヨウハッカ油、ティーツリー葉油、メラレウカビリジフロラ葉油、ユーカリ葉油、加水分解ホホバエステル、シトロネロール、ゲラニオール、リモネン

 

個人的にはコープデリでは他のナチュラル製品も購入できるので、非常に人におススメしたいところです。

アマゾンでも買えます。

全成分:水、 BG 、酸化チタン含水シリカミスポグセルー 10 、レモングラス油 ローズマリ葉、
長く使う、まとめ買いしたい、という方なら公式サイトが一番割引率が高いですが、アマゾンでも購入可能です。